Jackwolfskinのバックパック。
大学の頃にバイクでの東北一周ツーリングを計画した際に買ったやつなので、
もうかれこれ27〜28年使ってきたことになる。
よく持ったもんだ。
しかし、本日8月11日を持っての引退。
跡を継ぐのはColumbiaの30リッター。
Jackwolfskin。これでどこにでも行った。
温泉旅行、ディズニーランド、キャンプ、海外旅行。
着替えやカメラ、登山道具、チビ達が小さい時は替えたオムツが入ったり、
おもらしで濡れた服とかも、もちろん貴重品だって・・・。
これまで思い出の多くに一緒に参加してきたバックパックも数年前から中のゴムが
ボロボロ剥がれてきて、入れるものすべてがカスだらけ。
こいつの最後の旅行は、今年3月のハワイ旅行が最後になった。
これだけ長く使ってると、さすがに愛着も湧くし情も移る。
今、こいつの最後をどうするか考えている・・・。
まぁ、捨てるしかないのは判ってるが。
そんな気持ちをごまかすように、夕方はジャスと七ツ森へ。
まずは南川ダム横の公園の緑の中を、白と黒が元気に走る。
風が気持ちいいせいか、ここのところ暑さでだらしない白と黒も
自分が犬で走ると早いんだということを思い出したかもしれいくらい走ってた。
そこからちょっと足を延ばして、散歩をしてみた。
いやいや、なんでもない景色のようで、なかなかの絶景。
フッサフサの稲と青空、ぽつんと建つ一軒家。
大水田の小さな家だ。
近くに七ツ森遊歩道を発見。
今度行ってみようかと思ってはみたものの、どんだけの人が通っているのかが
微妙なので、イノシシとかクマとかがちょっと怖い。
少し調べてからじゃないと気が気じゃない。
帰宅後は、Jackwolfskinのバックパックを目につかない和室に移動。
まるで、昔の恋人の写真を見えないところに隠したような、
いや、仕事も出来なった家族を口減らしの為に山へ連れて行く楢山節考のような。
とてもとても卑怯?薄情?なんと言えばいいの判らない感情に。
誰かに俺の見てないところでゴミ袋に入れてもらうか?
いやそれこそ薄情なやつになってしまう。
27〜28年間の働きに対して礼を欠いてはいけない。
次のごみの日に「ありがとう」と言って、袋に入れてあげよう。
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